書店で買うのに多少の勇気が必要な写真集 ベスト3

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写真集を買う場合、普通に週刊誌や小説を買うのとは別種の勇気が必要になるケースがある。

今回は、そんな写真集のベスト3をご紹介してみよう。

 

まずは、衝撃的な第三位。

 

死体のある光景―写真集〈デス・シーン〉

死体のある光景―写真集〈デス・シーン〉

 

 

「死体のある光景」。

文字通り、嘘いつわりなく、死体そのものが写し出されている写真ばかりだ。

死体の写真を見つめていると、厳粛な空気に飲み込まれて、頭の中や体内から一切の音が消えるような感覚に包まれる。

個人的には名作である。

しか死、この本をレジに持っていくには、すこ死ばかりの勇気がいるだろう!

 

 

続いて、戦慄の第二位……。

 

忘れられた人々―中国精神病人的生存状況

忘れられた人々―中国精神病人的生存状況

 

 

アウラ・ヒステリカ―パリ精神病院の写真図像集

アウラ・ヒステリカ―パリ精神病院の写真図像集

 

 

ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく)

ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく)

 

 

精神病院系の写真集だ。

見ていると、精神の表面と内側と奥底が疲弊して重くなってくる。

表紙の段階で、普通の本とは根本的に異質なオーラが放射されている。

だから、購入するには多少の勇気が必要になる。

「ソローニュの森」は比較的、マイルドだが……。

それでも、これらの本を読み、眺め、戦慄する価値は大であると言いたい。

 

 

さあ、

いよいよ、

第一位は……!

 

石川恋ファースト写真集 LOVE LETTERS

石川恋ファースト写真集 LOVE LETTERS

 

 

「石川恋ファースト写真集 LOVE LETTERS」だ!!

何と、発売日が2月29日である。

もし、本日(28日)、フライングゲット的に購入したら、

「この写真集が出るのを待ちに待っていたのねん!」

という意味になってしまう。

もし、29日に購入したら、やはり、

「この写真集が出るのを待ちに待っていたのねん!」

と思われてしまう。

いずれにしても、少し恥ずかしい。

しかし、ここはあえて勇気を出して買うべきか?

それとも、一週間か一ヶ月ほど様子を見てから、

「あっ、いま評判みたいだから一応買っておこうかな」

みたいな顔で買うべきだろうか。

 

あるいは、デジタル週プレ写真集や壁かけカレンダーもチェックするべきだろうか。

 

<デジタル週プレ写真集> 石川恋「変身」

<デジタル週プレ写真集> 石川恋「変身」

 
石川恋 2016年 カレンダー  壁掛け B2

石川恋 2016年 カレンダー 壁掛け B2

 

 

というか、そもそも自分はこの写真集を欲しいのか?

アマゾンで買えば済む話ではないのか?

単に「あっ、発売日が近い」という事実だけで、このベスト3を捻り出してしまっただけはないか?

謎は深まるばかり……。