円谷英二がめっちゃ怒っている……。
そのように感じられる写真を選出してみた。
まずは第三位!
「嫌だよ。もう君たちとは、口をきくのも嫌だね」
そんな拗ねた表情と、困った三匹(というか一匹)の図である。
撮影中に何か、気に入らないことがあったらしい。
続いて第二位!
「お前さんはどうしてそう、演技が雑なのかな。吐けばいいってもんじゃないんだ」
「……すいません」
「言い訳じゃないんだよ、こっちが聞きたいのは」
「……。」
みたいな雰囲気の中、マッチに手を伸ばして、呆れ顔である。
見ているだけで怖い。
さあ、
いよいよ、
第一位は!
「もっと全身で表現してみろっつってんだよ!顔が無表情なんだからさ!」
「………へアッ……。」
バルタン星人まで半べそになってしまうような、最悪の現場の雰囲気……。
特撮史に残る名作は、こうして誕生したのです(勝手に想像しただけですけど)。